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熱中症にかかった人への対処法4つ
こんにちは、店長の大賀です。
夏も終わりに近づいてきましたが、まだまだ暑い日が続いており、まだ熱中症が心配な時期です。もし知り合いが目の前で熱中症にかかってしまったら、どう対処すればよいのでしょうか？
今回のテーマは「熱中症にかかった人への対処法4つ」
■熱中症は4つに分けられる
熱中症は高温多湿の場所に長時間いることにより、体温調節機能がうまく働かなくなり、熱が体の中にこもった状態のことを指します。
「熱中症は、症状によって、熱失神、熱けいれん、熱疲労、熱射病の4つに分類されている」とのこと。基本としては涼しい場所へ移動させ、体を冷やし、水分を摂らせればよいそうですが、今回はさらに具体的に“症状別”に対応を教えていただきました。
■1：熱失神
皮膚の血管が拡張することによって血圧が下がり、脳への血流が減少して起こる症状とのこと。失神や顔面蒼白などの症状が出ますが、体温は正常であることが多いようです。涼しい場所で水分を補給すれば回復します。
■2：熱けいれん
大量に発汗した後に水分だけを補給し、塩分やミネラルが不足することが原因で発症するとのことです。筋肉痛が発生したり、筋肉がけいれんしたりしますが、これも体温は正常であることが多いです。涼しい場所で塩分を含む飲み物を摂取して、安静にしましょう。
■3：熱疲労
大量に発汗し、水分の補給が追いつかず、脱水症状に陥った場合、この熱疲労の症状が出ます。全身の倦怠感や頭痛など様々な症状が表れます。熱失神同様、涼しい場所で水分を補給すれば回復するとのことです。
■4：熱射病
こちらは最も重い症状。中枢神経に異常をきたし、体温調節機能が失われた状態です。体温が高くなったり、意識障害が見られたりします。死の危険があるため、すぐに救急車を呼ぶ必要があるとのこと。応急処置としては、水をかけたり濡れタオルを当てたりして、体を冷やすのが有効だそうです。
以上、症状別の熱中症への対処法でした。まだ残暑が続きますので、熱中症のリスクは決して低くありません。万が一知り合いが熱中症にかかってしまったら、4つの症状に合わせて対応してください。
宜しくお願いします。
