物流倉庫における熱中症は、全国各地で深刻な問題となっております。
特に気温が高くなる地域は、労働環境が過酷なため、作業員の健康負担が大きくなります。
倉庫内で特に深刻な場所の1つが”トラックヤード”。
トラックヤードの熱中症対策は早急に対応しなければなりません。
トラックヤードは、毎日トラックが出入りしているため、常にオープンな状態。
だから、室内に冷房を付けて涼しくするといった熱中症対策ができません。
これが工場長や所長の頭を悩ませる原因です。
では、どのようにすれば少しでも涼しくできるのか?
大型扇風機を導入する
そこでよく使用されるのが「大型扇風機」。
100cmの大型扇風機や75cmの大型扇風機といった羽根の大きい業務用タイプを使用します。
扇風機を設置する方法が簡単で一般的な方法です。
はじめての方、まず大型扇風機をお試しください。
ミストシャワーを設置する
次に、すでに大型扇風機を使っているトラックヤードの場合。
35度を超える地域のトラックヤードは、大型扇風機を使っても涼しくなりませんね。
また、荷下ろし作業であっちこっち動き回っている従業員は、扇風機の風をまともに浴びることができない。
常に動いているため、体温も高くなり熱中症にもっともなりやすい状態です。 これが一番危険。
このような現場の場合、どうすればよいか?
このような環境におすすめなのが「ミストシャワー」。
ミストシャワーとは、水を細かい霧状の粒子に変換して空間全体を冷やす方法です。
トラックヤードの天井にミストが噴霧する装置を取り付け、霧状の水が作業場の空間に広がります。
トラックヤードは風が通りやすい場所であるため、ミストとの相性が抜群にいい。
空間をマイナス3度くらい下げる効果があり、体感温度はマイナス4度~5度下がります。
体感温度がマイナス5度前後下がるのは、真夏の環境下では天国と地獄の差があります。
これほど効果がある方法です。
1都3県は現地調査は無料
東京、神奈川、埼玉、千葉の1都3県であれば、現地調査を無料で行っております。
物流倉庫、とくにトラックヤードの熱中症対策でお困りならまず一度ご相談ください。